実は国宝姫路城の大改修には弊社の「土佐塩焼き石灰」が使用されています

姫路城の話。昨年の社内旅行は、弊社製「土佐塩焼き石灰」で平成の大改修を行った姫路城見学が旅程に組み込まれていました。

写真は姫路城天守から見た屋根漆喰の状況です。化粧直しを終えた姫路城は、遠景ではその言葉通り真っ白に見え、「白鷺城」ならぬ「白すぎ城」とか言われていますが、白すぎ城の原因は、屋根の白さが際立っていることです。間近で見ると(瓦の色が直接目に入るので)それほどでもありません。

次の写真をよく見ていただくとわかるんですが、上部の 漆喰を新しく塗った箇所と、二段目三段目の奥の箇所は白いものの、雨風に曝される手前部分はかなり黒ずんできています。徐々に屋根全体がこうなってくるので、「白すぎ城」をご覧になりたい方は、今のうちです。

 

大改修後も、漆喰の日頃のメンテナンスは欠かせません

帰路、石灰を練って現場で漆喰を調整している左官小屋を表敬訪問しました。平成の大改修後も 周りの壁の補修を少しずつ進めていくので、場内に常設されています。

 

[執筆:スタッフT]