田中石灰の漆喰を使った歴史建造物!

今回は、弊社の漆喰「たなか壁」を使用した建築物をご紹介します。

それは、香川県高松市の史跡高松城跡玉藻公園にある、高松城の月見櫓(つきみやぐら)です。

ちなみに、高松城は別名、玉藻城と呼ばれ、現在は天守台のみが残っています。

建造については、豊臣秀吉の家臣生駒親正が基礎を固め、のちに松平頼重・頼常父子が大改修をして完成させたと言われています。

 

高松城「月見櫓」について

高松城は、瀬戸内海を目の前に臨む海城です。そのため、今回の月見櫓は、出入りする船の監視や藩主の帰着を待つような役割でした。

 

公園内から撮影した月見櫓。

反対側は海に面しています。

 

月見櫓に隣接する、水手御門(みずてごもん)と渡櫓(わたりやぐら)。

水手御門から、藩主は小舟に乗り、沖の御座船に乗り移ったそうです。

(参考文献:『日本100名城に行こう』学研)

月見櫓をはじめとするこれらの遺構の修復に弊社の漆喰製品「たなか壁」が使われています。

 

高松城天守閣をバーチャルリアリティで復元?

もとの天守閣があった場所では、現在、VRで復元イメージを見られるような取り組みがされていました。

 

園内で貸し出されたタブレットや、専用アプリをダウンロードした端末で、バーチャル高松城が出現するようです。

今回は時間がなくて試さなかったので、次の機会にはぜひ見てみたいです!

 

今後のテクノロジーの進化によって、昔の建造物や遺跡で、住居での生活イメージや合戦の様子などもVR(バーチャルリアリティ)や動画で見られるようになるかもしれませんね!期待しています!

 

いかがでしたでしょう、香川県高松市の高松城址。これからも日本に残る「漆喰遺産」をたずねていこうと思います。

 

[執筆:スタッフF]