入門はまず道具から。壁塗りに必要な道具

「自分で漆喰を壁に塗りたいんだけど、道具は何が必要なのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、漆喰を塗るために左官さんが使用する主な道具についてご説明します。これらの道具は、クリーム状の漆喰であるタナクリームの施工にも使用されています。ご自身でDIYするときの参考にしてください。

 

地味に、ないと困ります【ひしゃく】

まずは、容器を開けたタナクリームをかき混ぜるために使用する”ひしゃく”です。

キッチン用品の“おたま”を大きくしたような形ですし、タナクリームをかき混ぜたり、すくったりするために使いますから用途も似ていますね。

この“ひしゃく”でタナクリームを軽くかき混ぜて少し柔らかくした後、次にご紹介します”コテ板”の上にすくって載せます。

 

壁を塗るときの必需品です【コテ板】

次に使用するのが“コテ板”です。

これは、壁にタナクリームを塗りつける時に、コテを持たない方の手に持ち、ひしゃくですくったタナクリームを載せるためのものです。画家が絵を描く時に持っているパレットのような役割ですね。

 

これは必須ですね【コテ】

そして、なんといっても、これがないと始まらない道具が“コテ”です。

壁に塗りつける金属の部分が舟型、四角などの様々な形とサイズがあり、それぞれの左官さんによって使いやすい形があるようです。

また、入隅(いりすみ)や出隅(ですみ)と呼ばれている、部屋の内側に向かって壁に出っ張りがる場合の凹んだ角と、逆に突き出た角にちょうどフィットする形のコテもあります。これらのコテを使い分けて、左官さんが塗り壁をきれいに仕上げていきます。

 

当社では、これらの左官道具も、タナクリームと同じようにこのサイトで販売しています。プロも使用する非常に高いクオリティの道具ですので、道具選びに迷われているようでしたらぜひお勧めします。

 

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[執筆:スタッフF]