石灰は食品の製造にも一役買っています

石灰は、建築材料だけでなく、食品製造の材料、畜産などで使われる消毒剤など多様な場面で使われています。

石灰が使われる食品製造で有名なのは、蒟蒻(こんにゃく)の製造です。蒟蒻芋に含まれるグルコマンナンはアルカリ性になると水分を吸収し、ゼリーのようなプルプルの状態になります。材料をアルカリ性にする過程で石灰水が使われているのです。

 

四国八十八カ所の門前にある手作り蒟蒻屋さん

今日は、徳島県に出張していた営業IさんとMさんが、当社の石灰を使って蒟蒻を製造販売しているお客様のところに立ち寄ってきたそうです。

この蒟蒻屋さんは、四国八十八箇所の結願の霊場である八十八番のお寺、徳島県の県境に近い香川県の大窪寺(おおくぼじ)さんのなんと目の前にあり、お名前が「八十八庵(やそばあん)」様です。

 

 

うかがったお話では、山頂にある今回訪問しました店舗とは別に、山の下には自社の蒟蒻を製造する工場があるそうです。

そして広い店舗の中では、自社の蒟蒻をメインに、お土産のお菓子も販売しており、食堂も併設されているそうです。八十八箇所のお参りを無事達成されたお遍路さん達が、多数立ち寄られるのでしょうね。

 

営業さんがお土産に蒟蒻を買ってきてくれました!

白と黒の丸こんにゃくが5玉入っています。

 

普段、私はお客様とは電話でのやり取りだけなので、こうした出来事があると、少しだけお客様を身近に感じることができます。また、直接お客様を訪問できる営業さんを羨ましく思います。

 

最後に、お忙しい中ご対応いただいた八十八庵の皆様、どうもありがとうございました。

 

[執筆:スタッフF]